ナースのこころブログ コロナストレス
- 2021.08.10
コロナが 言われるようになってから 1年半くらい経ったでしょうか。世界は 大きく変化していますね。
早く収まって、コロナの前の時代に戻りたい、と思う心情も理解できますが、もう変わり始めた時代の流れは 留まることはないと 私は思っています。
神戸の街の景色も、令和になったくらいから 変わり始めました。昭和~平成時代には とても流行っていたであろう老舗のお店などが たくさん閉まった商店街もあります。更地になった跡地を見ると、昭和生まれの私は 寂しく感じます。
どんな世の中の状況でも 自分を見失わずに。
コロナで 世の中は 一変しました。けれども、変わらないものも もちろん たくさんあります。現在は、マイペースに自分の生活を続けることが出来ている方と、コロナに大きく影響を受けて 生活のペースが乱れている方とに、2極化しているのではと、思います。
もちろんコロナの影響で 仕事が減ったことでの 生活への影響の大きさは計り知れません。生活の安定と、経済の安定を切に願います。
まずは自分の心が 窮屈にならないように。自分の身近な世界が、少しでも安心安全快適であるように。そのためには、しっかりと自分の考えを持ち、しかるべき情報をもとに、何を選択するかを自分で判断し、その時々の時代の波に 流されすぎない・影響を受けすぎない、自分なりの覚悟が必要と思います。
コロナによって 心理的に悪い影響を 受けすぎている方は、心身のバランスも崩しがちです。過剰な恐れは ストレスになります。ストレスが続くと 自律神経のバランスを崩すなどの 影響が出ます。
「できるだけ、普通に生活しましょう」と、知人の会社の社長さんが 現場に 陣中見舞いに来られた時に おっしゃったそうです。こんな世の中ではありますが、できるだけ 自分らしく、自分を見失わずに、「普通に生活する」ことを、そろそろ 取り戻したいと思います。
当クリニックは、心療内科です。日々の不安やストレスが大きく 生活や仕事が ままならない ような場合や、内科など身体科では「異常がない」と言われるのに 体調が改善されないような場合は、一度ご相談くださいね。