ナースのこころブログ もし、笑うことが できたら
- 2021.06.30
R3.6.30
明日から7月ですね。今週は梅雨らしいお天気のようです。無理をせず、ゆっくり過ごしたいですね。
最近、笑いましたか、笑っていますか？
昨日 夕方に街を歩いていたら、お店の中で お食事をされている方の ”お顔” が 一瞬だけですが 見えました。
その瞬間、心が洗われました。なぜかと言いますと
「とびっきりの”笑顔”」 を目にしたからです。すごく いいお顔でした。
ああ あんなふうに 「笑う」って すごい素敵だなと 思いました。
そして 自分は 日々の生活の中で あんな風に 思い切り、笑っているだろうか？と 考えました・・・。
当クリニックの待合室で 初めてお会いする方は、緊張されていることが 多いです。とくに心療内科に なじみがない方は 「初めての場」に緊張が 高まっておられます。でも お話を伺っているうちに しだいに 緊張が ほぐれていくのを 感じます。
逆に、 診察室に 移ると・・・笑いが出ることが 多いです。そうすると リラックスして 話がすすみます。笑いによって 診察室の雰囲気が やわらかくなります。
笑うと 顔の筋肉が 緩んで 緊張が 和らぎます。また 笑うことで 免疫力も上がり 健康に効果的です。
普段、つらいことが 多いと 笑うのが 難しいですね。私が 効果的だったのは 笑いながら転げまわる「猫のおもちゃ」です。「うひゃひゃひゃひゃひゃ♪うひゃひゃひゃひゃひゃ♪」と 全身を コソバされているかのように たまらない様子で 目尻の下がった猫が 大声で笑い 転げまわる様子に、思わずこちらも笑ってしまいます。店先で売られているのを 見ました。人が近づくたびに その おもちゃの猫は 転げまわっては笑っていました。
うその笑顔⁉でも いいようです。頬を持ち上げて 笑顔を作ると 本当に笑ってるように 脳が錯覚して 本気で笑っている時と 同じ効果がある、と聞きます。
また、笑顔の度合い を評価する AIがあるようです。毎朝 笑顔を AIがチェックして 「１００％の笑顔」が できたら 仕事に出られる、タクシー会社のニュースがありました。
そうはいっても、こんなにつらい時に笑うことなんて できない・・・場合も もちろんあります。
無理をなさらず 前回ブログの 「うつのチェック」をご確認くださいね。
体の不調が続き、医療機関では「体の方は 問題ないですよ」と言われる場合は、「心や神経が 疲弊しているために出ている 体からのSOSのサイン」のことがあります。
気になることがありましたら、一度ご相談くださいね。
