ナースのこころブログ 脳を美しく保つ

  • 2021.06.19

R3.6.18

 6月も中旬を過ぎ、気温が上がってきました。マスクをしていると湿度が高く、喉の渇きを感じにくいので、こまめな水分補給が欠かせません。

 最近は、コロナの影響で、地域のふれあい喫茶や ダンス教室 カラオケ教室などがお休みになって、「楽しみがない」と良く聞くようになりました。ここ1年以上、趣味の活動ができないと言われる方も多いです。

 日々お忙しい方も、「趣味の時間がない」、「自分ひとりで ゆっくりする時間がない」ことが多いのではないでしょうか。

 今日はクリニックでの臨床美術の日でした。私もチャレンジしてみました。

今回は、「葉っぱ」と「水彩絵の具」とを使ったアートです。緑のフレッシュな葉っぱや、絵具のにじむ淡い色がとてもきれいで心癒されました。目の前の作業に集中できて頭がすっきりしました。

 アートも含め、楽しむこと、生きがいを持つことは、脳を若々しく保つ秘訣です。当クリニックに来られる方の中にも、仕事や趣味の活動を情熱を持って取り組んでおられる方がおられます。音楽やアート、囲碁や将棋、麻雀、公園を歩く、卓球、植物の手入れ、友人と話す、孫と遊ぶ・・・いろんな楽しみ方がありますね。

当クリニックでは院長の監修で作成した「美脳度チェック」を活用しています。脳を若く保つコツは、「うえきいちだ!」のゴロ合わせです。私は庭を創ったり植物が好きなので、これだ!と思いつきました。「うえきいちだ!」は覚えやすくて気に入っています。

この「うえきいちだ」の「い」は、「生きがい」です。自分の楽しみや趣味、仕事や社会活動を通じての人との交流・会話も、脳を元気に保つのに効果的です。

脳を美しく保ちたい、自分の脳がどんな状態か知りたい方は、検診がおすすめです。気になる方はお電話でお問い合わせください。神戸モデルの認知機能検診も行っています。

 また、気分が沈んで楽しみが感じられない、楽しみなんて考えられない、以前よりも意欲がない、自分を責めてしんどい、イライラする、心がざわざわする、と 暗く重く耐え難い気持ちが続くようなときには、無理をせずご相談ください。診察室で話して聴いてもらうだけでも、少し心が晴れるかもしれません。また、薬に頼ることが必要な場合もあります。

 どうか無理をしすぎないで。自分を責めないで。頑張りすぎないで。

一度ご相談くださいね。

PAGE TOP