ナースのこころブログ まずは自分を大切に

  • 2021.07.27

こんにちは。外に出ると 湿度と暑さで 体に堪えて厳しいですね。水分と塩分、両方の摂取をしていただき、元気にお過ごしくださいね。

家族の間で繰り広げられる人間ドラマは、家によってさまざま、人それぞれですね。経験上、認知症のBPSD(認知症の行動・心理症状)やうつ症状などの病状には、疾患そのものの症状に加えて、長年の家族間の人間関係が 反映されたり、影響を与えていることが 多いように感じます。

夫婦といっても 元は他人です。男性と女性では、それぞれコミュニケーションで大事にしているポイントが違うので、心底わかりあうのは元来難しいことなのかもしれませんね。親子であっても、個々人の成育歴や、生きてきた時代背景、経済的背景、職歴、人生の中で経験した様々な出来事、心の傷になって無かったことにしていること、トラウマなどなど、さまざま、違います。感性も違います。得意・不得意も違います。価値観も違います。

すべてを分かり合うことは難しいし、お互いの価値観をすり合わせることも難しいことです。それでも、少しづつ、家族の間で、お互いを思いやり、ぞれぞれがまずは自分を大事にしていくことが 不可欠だと考えています。ご自分のことばかり考えている方は、家族のことも、思いやるときを作っていただければと思います。

特に、「お母さん」と言われる皆様に、声を大にして、『ご自身をまずは大切になさってください!』とお伝えしたいです。

特に、女性は、「お母さん」は、自分のことを後回しにして、自分の基本的欲求すら我慢して(我慢している自覚はない)、子供・夫や両親の世話に 奔走してきた方が多い時代だったのではと、感じます。

自覚はなくても、頑張りすぎると、いつか、息切れします。無理をしすぎて 神経や身体に不調をきたしても、適切な時期に早めに、適切なプロに相談できる場合は、体調も回復しやすいと思います。

自分の神経や身体が 悲鳴を上げていることに気づけず、破綻をきたしてからでは、回復に時間がかかります。原因となった自分の人生の 軌道修正にも労力が要ります。

自分自身を大切にできずに 無理をし続けてしまう理由が、自分自身の価値観や考え方にある場合には、自分を顧みることが必要です。簡単な作業ではないですが、少しづつ・・・ゆっくりと。

当クリニックでは、「美脳習慣」についてご説明する機会があります。

「美しい脳を保つ健康習慣」の一つに、「心配事・困ったことを 相談できる人が 身近に居る?」「気分の落ち込みを 放置して 無理をしていない?」というような チェック項目があります。

身近に相談できる方がおられない場合や、気分や身体に不調を感じておられる場合は、ご相談くださいね。

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